需、有孚、光亨。貞吉。利渉大川。
需は、孚有れば光き亨る。貞なれば吉。大川を渉るに利ろし。
じゅは、まことあればかがやきとおる。ていなればきち。たいせんをわたるによろし。
象意(意味する所)
■「需」は待つという意味。天の上に雲をあらわす水がある、待てばもうじき雨が降る、だから需となる。前に坎水が川として横たわる乾天が進みたいがすすめない、待つしかない、だから需。
■待つ、待機、隠忍自重、辛抱、
■予期不安、何かを心配している
■飲食に関すること。
クリニカル易占でのポイント
●臨床的にも、待つ、我慢する、などで出ることが多い。
●待つことがいい場合もあるし、悪い場合もある。状況次第だ。
●食べることで出ることもおおい。飲食業や外食など。
●飲食に関係する水分はこの卦ででる。危険を示唆する水は坎為水ででる。