節、亨。苦節不可貞。
節は、亨る。苦節は貞にす可からず。
せつは、とおる。くせつはていにすべからず。
象意(意味する所)
■兌沢の上に坎水が乗っている、溢れることもなく枯れることもなく節度を守るのがよい、よって節。外卦に坎険があり内卦に兌の喜びがある、喜びをもって難事に向かうには節度がひつよう、よって節。
■節度、節制、節目、けじめ、区切り、渋滞
■節度を守って、順を追って一区切りずつ進めば吉。
クリニカル易占でのポイント
●臨床的には、節度がない、節制できないという意味でよく出る。
●以前には「節制できない」「規則的でない」などででた。
●とくに、食事、食物の節度がまもれないという意味で出ることが多い。