火沢睽(かたくけい):背を向け合う

睽、小事吉。
睽は、小事に吉。
けいは、しょうじにきち。

象意(意味する所)

■睽は反目という意。上の離火は中女で下の兌沢は少女、女同士がが反目する、よって睽。上の離火は炎上してますます上がり、下の兌沢は水で下がる、ますます反していく、よって睽。

■反目、背反、そらす、背く、食い違い、思いちがい、誤解

■医療のときには誤診、誤治を表すことがある。

クリニカル易占でのポイント

●臨床では、背き合う、反目する、顔を合わさないなどで出る。仲が悪いがしかたなくやっているというときに出る。

●以前には「兄弟となかがわるい」「従業員と背き合っている」「会社にそむく」とかででたことがある。

●食物が合っていないときに出る。例えば「大畜」と同時に出れば牛肉が身体に合っていないと見る。

症例