巽為風(そんいふう):密かに入る

巽、小亨。利有攸往、利見大人。
巽は、小しく亨る。往く攸あるに利ろし。大人を見るに利ろし。
そんは、すこしくとおる。ゆくところあるによろし。たいじんをみるによろし。

象意(意味する所)

■巽風が2つ重なるので、巽風の意味が強くなる。伏入、巽従。

■従う、柔順、服す、入り込む、侵入、取り入る

■主体性がない、遜り、戸惑い、弱気、成り行き任せ

クリニカル易占でのポイント

●臨床的には入り込むという意味で出ることが多い。文字通り風や風邪ででることもある。

●以前には「トラウマに悩まされる」「花粉症」などで出た。

●霊が憑くようことも伏入の一種なのでこの卦が反応する。

症例