火地晋(かちしん):日の出の時

晋、康侯用錫馬藩庶、晝日三接。
晋は、康侯用て馬を錫わること藩庶なり。昼日に三たび接す。  
しんは、こうこうもってうまをたてまつることはんしょなり。ちゅうじつにみたびせっす。

象意(意味する所)

■晋は進む意。坤地の上に離火の太陽が出ていく日の出の勢い、よって晋。上に明徳の指導者がいて下の坤地の部下たちが進んでついていく、よって晋。

■進む、前進、伸びる、進展、昇る、昇進

■外に比べて内容がない、昇って下る、

■進む意味の卦が他にもある。「地風升」は木の芽がでるような進み方、「風山漸」は木がゆっくり大木になる進み方。

クリニカル易占でのポイント

●臨床的には進む、伸びる、昇進するなどででる。

●「出世する」「人を押しのけて前に進む」「進歩する」などででたことがある。

●地火明夷は太陽が沈んだイメージ、この卦は反対に太陽が出たイメージ。

*次の写真は2024年須磨浦海岸からの初日の出、
火地晋の卦に似ていませんか。

症例