ふくらはぎで筋力テスト

数日前のこと、
中学生の女の子が来てくれた。
数カ月ぶり。

陸上をやっていて、今度駅伝にでるので、
それまでに体調を整えたいという。

最近、どうも記録が今ひとつ伸びないらしい。
いつもの記録より数10秒おくれるという。

みてみると、花粉がキツイ。
これでは息があがって、長距離はしんどいだろうと思う。

小児科から喘息の吸入がでているが、所見的には喘息ではない。
PTMでみると点鼻薬で十分にコントロールできるだろうし、点鼻薬の方がよく効くはずだ。
PTMで反応をみて花粉に対する点鼻薬と抗アレルギー薬を処方した。

ここからが本題です。
お母さんの話で面白いのは、
「この子はフクラハギで薬が合っているかどうか分かる」という。
合っていると、フクラハギが柔らかくなるという。
実際、自分の手でつまんで調べているらしい。

なんと、それって「Oーリング」の足バージョンじゃないのか?
実際、風邪薬とか市販薬を買う時にやっているという。
どうして、そのようなことができるようになったのか、
細かいところは聞けていない。

そこで、私の出した点鼻薬と、小児からでている吸入薬を、
実際にフクラハギテストで調べてもらった。
結果は、やっぱり、点鼻薬のほうがいい。

陸上とかを真剣にやっていると、特定の筋肉が発達して敏感になるのだろう。
そして、自然とO-リングテスト類似の筋力テストができるようになる。。
首の胸鎖乳突筋でしらべる「気診」というのもある。
キネシオロジーというのが、一般的に筋力をつかって適不適を見るテストらしい。

私は、PTMをやっているので、筋力で見る必要はない。
それより前の、気の反応を見ている。
そのほうが早いし、簡単だし、応用が極めて広い。